うちの子は発達グレー児



私には6歳になる男の子がいますが、発達グレーです。
最初からそう思っていたわけではなく、むしろ年中まではただの発達の遅い子なだけかと思っていました。
ではなぜASDだと思うようになったかというと、段階を踏んでじわじわ実感していった感じです。



乳児期から興味が偏っていてなんとなく独特な子だな~とは思ってましたが、特別育てにくさを感じた事もなかったので発達障害かもとは考えてませんでした。

しかし三才児健診ではじめて発達の遅れを指摘され、そこから少し気になるようになりました。

気になりつつも、同年代の子たちと接するうちに発達の遅れも気にならなくなるんじゃないかと期待して、そのまま幼稚園に入園しました。
実際そこで年少・年中は周りの子たちと比べて特別気になるとかはなかったんです。
正確にいうと気になる行動や言動はあったんですがうちの子だけじゃなかったので、この年齢ならそんなもんじゃない?という認識でした。
年中までは周りの子たちもそこまでの差はないし、発達ゆっくりの子もいるにはいるのでうちの子もそれに紛れていて、「気にはなるけど、やっぱり気のせいじゃないかな?」と楽観的に構えてました。

でも年中の終わりから年長にかけて、目に見えて周りの子たちと差が出始めたのです。

同じクラスの子たちが椅子に座って先生のお話をしっかり聞けてるのに対し、うちの子だけ窓の方をボーっと眺めて明らかに話を全然聞いてなかったり、ふざける場面じゃないのに急にふざけて場がシラけたのに対しいじけたり、運動会で徒競走で負けたのが悔しくて運動会中に脱走したり、などなど。
保育参観に行くと必ず問題行動をしていたのでさすがに……。

年少、年中ではうちの子と同じようにちょっとアレ?って行動してた子たちも気付けば落ち着いていて。
それまでこれって確証がなくて、「発達障害かも?」→「いや、こんなもんでしょ(こんなもんであってくれ)」→「やっぱり発達障害かも?」をずっとぐるぐるしてたんですけど、浮いてる自分の子を見てさすがに周りの子との違いを認めざるをえなくなりました。



それに年長ともなるとやっぱり来年の小学校を意識してくるじゃないですか。
このころ年中の途中から月1ですが療育に行くようになっていて、少しずつ成長しているとはいえこの子この調子で小学校やっていけるの?て感じで……。

その不安を子育て支援課の担当の方に相談したところ、本格的に検査してもらう事になりました。
その結果をふまえて医療機関にかかる事を勧められました。

ここで私がまず思ったのは「やっとここまで(医療機関に受診する事)きたか……」という事でした。
我が家は当時転勤族であり、引っ越しを2年~1年半のスパンで繰り返していてその度に子育て支援課とやりとりしたのですが、まず第一関門の発達関係の支援にたどりつくまでが自治体によってかなり差があるように思いました。
転勤族と発達障害児の育児の相性は悪い。
比較的大きな市にいた時は支援が充実しているようでしたし、小さな自治体でも熱心にやってくれたところもありました。
です。


かいつまんでうちの子の事を紹介しましたが、次から順を追って詳しく書いていこうと思います。
疑惑の芽生え・三才児健診編です。
暇なときにでも読んでいただけるとうれしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!






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